料理の怪人
料理界で味とキャラでお客さんを満足させる全国の怪人達の中から「King of 料理の怪人」を決定する
●半島の破戒僧
神奈川県 三浦半島
・くろば亭:山田芳央(62歳)
独特のタッチで描かれた魚介類の絵や魚拓が所狭しと張り巡らされている
マグロに恐ろしいほどの自信がうかがえる
マグロ全身食い
「マグロ(潜水板)のベーコン」1050円
「マグロの冷製骨髄」735円
「マグロの心臓バター焼き」1575円
「マグロの胃液袋 味噌辛」525円
「マグロの卵煮」525円
「マグロの目玉 ホールインワン」1575円
「マグロの血合い カルビ焼き」1050円
「マグロの皮 酢みそ和え」525円
「マグロのエラブタ 酢みそ和え」840円
その数200種類以上
父は伝説の漁師としてその名を知られ1度の漁で10億円ものマグロを水揚げした
トロや赤身だけがもてはやされる現状を憂い40年前 くろば亭を開店
必殺技:法螺貝
●ラーメンスナイパーS
・らーめん楓神:関根悟史(36歳)
「とんこつらーめん」650円
ラーメンスナイパーの必殺技:フライング替え玉アタック
投げないと間に合わない
店で使用する麺 水分が少ないコシのある特注麺は伸びやすい
スープは創業以来8年継ぎ足しの濃厚豚骨スープ
フライング替え玉アタックにはストレートとフォークがある
東京都西荻窪
・国内産小麦 自家培養自然酵母 リスドォル・ミツ:廣瀬満雄(59歳)
最高級パン「ブラヴィッシモ」1本5000円
職人人生をこめたパン
北海道産の小麦
岩手産の自然放牧乳
沖縄産のシマソース
沖縄産の三温糖
北海道産の生バター
山梨産の鳥骨鶏の卵
そして自家製 天然酵母
すりおろしたニンジン、大根などの野菜と、酒粕、ビール酵母を合わせて9日間かけて培養する
怪人が熱唱
パンを美味くするために歌うという
428HzのA(アー)の音が多い音楽、ゆったりとした音楽が一番いい
怪人曰くパンの酵母がより発酵しやすい状態になる
鉄分・食物繊維豊富!カリフォルニア産くるみとトルコ産高級白いちじく(オーガニック)と野葡萄(カレンズ)をたっぷり入れたパンです。 くるみ・イチジク・野葡萄たっぷりプチ食パン(4個分)
●紅の麺皇帝
東京都中目黒
完全会員予約制
会員数2000人
ラーメン1杯1万円
・藤巻激城:藤巻将一(42歳)
レストランがラーメンを出していると考えていただきたい、という
赤と黒をあしらったスタイリッシュな空間を贅沢するほど広々と使った店内はわずか8席
スープのベースは大きく分けて2種類
牛や豚、鶏、金華ハム、干し貝柱など高級食材を上湯スープ
渡り蟹、しじみなど魚介類の旨味を贅沢に凝縮した魚介スープ
2種類を合わせるスープ作りに要する時間は3日間
したがって予約は3日以上前にする
そこにエビのペーストと生クリーム、さらにタイ料理の調味料ナムプリック・パオとナムプラーで味付け
中華とエスニックの融合スープ
さらに沸騰近くのスープに卵を溶かし込みスープと麺の一体感を増す
合わせるのはタピオカを練り込んだ弾力のある細麺
「五味融合皇帝麺」10000円
16歳から料理の道へ
中国料理、タイ宮廷料理を学ぶ
2006年池尻大橋に「藤巻激場」を開店
2008年理想を追求する形で店名を「藤巻激城」に改め、中目黒に移転
このお店の会員になる為には一度神田にある系列店を味わい紹介状をもらわなければならない
・アジアンボウル 冬蔭激城麺:東京 神田
●不死身のスパイスマン
神奈川県湘南 江の島
・純インド風日本のカレー Big Sur:吉田将武(57歳)
1978年3月14日カリフォルニアのビック・サーという断崖絶壁で怪人は車ごと転落
地上250m
怪人は足に少しヒビが入っただけで生還
理想のカレーに辿りつくまで3年
それはスパイスの調合
一般的なインドカレーに使われるスパイスは多くても10種類未満
怪人のカレーには37種類のスパイスが使われる
元気になれるカレー
ミキシングする玉ねぎ、ニンジン、ショウガ。
これが怪人のルー。一切小麦粉は使わない
具のメインはチキンかポーク
「チキンカレー」1150円
「世紀末カレー」1300円〜 チキン丸ごと一本
【100時間のまぼろし福袋】こんな贅沢な食べ比べはしたことない!
●情熱のグルテンママ
東京都大田区蓮沼
・お好み焼き 福竹:女将 永本初子(65歳)
生地は秘伝
卵をたてに刺し容器の底の生地と合体
容器の底から回転させグルテンの破壊を最小限に抑え、生地と具が一体化
全国のお好み焼きの名店を2年間食べ歩き開店
決して煙と湯気を見間違えてはならない
決して焼き色で判断してはならない
ヘラをシーソーのように動かして切るべし
「ふくたけ天」1450円
●ラーメン産業革命
・内田義平(61歳)
2億通りのラーメンを作るラーメンロボット
お盆どんぶり供給ロボット
スープ配合ロボット
麺湯でロボット
ラーメンろぼ制御装置
「桃園ラーメン」500円
店舗は移動型のコンテナ
●下町の鉄板番長
東京都台東区谷中
完全予約制のもんじゃ屋
・もんじゃ大木屋
ここはテレビ取材拒否の店
メニューは
「5人」17500円
「6人」18000円
「7人」20000円
のみ
予約は5名からしか受け付けない
「鰹のたたき」
800gの肉の塊 リブロース「大木屋名物の特大ステーキ」
「ホタテバター焼き」
「メンチカツ」肉汁のナイアガラ
締めは「もんじゃ焼き」
肉に触るな
●最後の銀シャリ仙人
・銀シャリ屋 ゲコ亭:村嶋孟(79歳)
「ブリの照り焼き」400円
「玉子焼き」200円
「ナスの煮浸し」200円
お米の質が悪くなる6月、7月、8月は休むという
ご飯がなくなり次第営業終了
銀シャリ一筋半世紀
朝5時怪人の朝は早い
1日20升、50年に渡り炊き続けている
米糠の再吸収を防ぎ糠臭くならない研ぎ
自家製のかまど
1時間以上ねかせた米に水を張る
炊いている際は怪人はそばを離れない
銀シャリ屋は5月に閉店
優勝は?銀シャリ亭 ゲコ亭の村嶋孟