脳梗塞予防「カツオ節っス」、「チョ紅茶飯」と胃ガン予防「すってチンソーダ」 寿命をのばすワザ百科スペシャル
健康に不安を持つ芸能人を100項目以上の「スーパー寿命ドック」で診断。専門医軍団が「現在の寿命」を判定し、さらに「寿命をのばす延命プラン」をご紹介!動脈硬化、ピロリ菌が原因の慢性胃炎で胃がんが予想される五月みどりの延命プランは?
●延命プラン 脳梗塞予防「カツオ節っス」
かつお節にお酢を加えただけの簡単レシピ。これで脳梗塞予防に効果が期待出来るという。
〇かつお節の成分 ヒスチジン
魚に含まれている成分ヒスチジンはかつお節に特に多いことが分かっている
ぶり:1700、かつお:2300、まぐろ:2600、かつお節:4400
かつお節の成分ヒスチジンは脳の神経細胞の炎症を防ぐ働きがある。
脳梗塞や隠れ脳梗塞の悪化、拡大を抑える効果がある、と思われる。
〇お酢で手助け
お酢が血液の循環をよくする事でヒスチジンは効率的に脳に届くことが出来る。
さらにお酢には。
お酢をとることで血圧やコレステロール値が下がる。
●延命プラン 脳梗塞予防「チョ紅茶飯」
「チョ紅茶飯」とは?
紅茶の葉とカカオ比率70%以上のビターチョコレートをお米と一緒に炊いたデザートご飯。
〇チョコレートのカカオポリフェノール
ドモーリ/イル・ブレンド70%カカオ(ILBLEND FINE CACAO)【50g】
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには動脈硬化の要因、血管の炎症を抑える働きがある。
イタリアの、サクロ・クオーレ・カトリック大学の研究調査によると
ビターチョコを日常的に食べている人と1年間まったくチョコを食べていなかった人を比べてみると、
チョコレートを日常的に食べていた人は血管の炎症反応が抑制される効果が確認された。
〇紅茶の葉に残る成分
紅茶の葉が悪玉コレステロールを減らす!
紅茶を入れた後に残る成分にはβカロチン、ビタミンEなどが残る。
これらの成分は悪玉コレステロールの生成を防ぐ。
つまりカカオポリフェノールと紅茶の葉を一緒にとると脳梗塞の予防効果が期待できるということ
だがそのまま食べてもおいしくない。
そこでデザートご飯「チョ紅茶飯」
作り方は簡単。お米を炊くときにビターチョコと紅茶の葉を入れるだけ。
一口サイズにとりわけ団子にするとおやつにも最適!
●延命プラン 胃ガン予防「すってチンソーダ」
日本人の中でも特に多いのが胃がん。
そもそもガンは何故おこる?
実は誰でも1日に5000個のガン細胞が出来ている。それを免疫細胞が攻撃しているのだが、
やがて免疫細胞の効果は加齢などにより低下。
残ってしまったガン細胞が正常な細胞を攻撃し徐々に大きくなる。
そんなガン細胞をやっつけるのに力を発揮するのが「すってチンソーダ」。
〇リンゴがガン細胞を“自殺”させる
三重大学 名誉教授 樋廻博重らの研究によると
リンゴに含まれるプロシニアジンによりアポトーシス=自殺が起こり胃ガン細胞の増殖が抑制されたという。
プロシニアジンを与えると胃ガン細胞のDNAが小さな細胞になり細胞増殖が出来ず死んでしまう。
〇加熱して効果アップ
リンゴに含まれるプロシニアジンはガン細胞の活性化を抑制する働きを持っている。
さらに富山大学 名誉教授 田澤賢次らの研究によると、
リンゴを120℃以上で30分加熱した場合、抗酸化力がおよそ9倍高まるという。
すりおろしたリンゴを電子レンジで加熱するだけでも抗酸化力は高まると考えられる。
そこでオススメするのが「すってチンソーダ」。
作り方は簡単。
①リンゴを皮ごとすって
②電子レンジで3分間、チンして
③それをソーダ水で割るだけ。
炭酸ガスが胃の粘膜を刺激し消化が良くなる。